2016年10月4日火曜日

高橋君のフレーム製作編 『ブレーキケーブルの内蔵加工』

17回目の投稿をします。高橋です。
今回は『ブレーキケーブルの内蔵加工』について投稿します。


前回までにフォークコラム(2枚肩取り付け済み)、フォークブレードの準備が整っています。


まず、フォークブレードと2枚肩の部分を設計図通りの寸法になるように、加工します。


フォーク用治具を設計図通りにセットします。 


フォーク用治具


治具にコラムとブレードをセットするとこのようになります。 



セットしました。


まだすり合わせをしていないので、隙間があります。 



マークのように斜めに削ります。



この隙間をなくして、フォークブレードが当たる位置を確認します。


右側のフォークブレードが当たる部分の真ん中に穴を開けてブレーキケーブルの入り口にします。


次にブレーキケーブルの出口側の加工をします。
出口側の穴の位置は使用するブレーキに合わせて、無理のない角度になるように調節します。


やり方は、以前の8回目の投稿と同じ方法で行います。

入口、出口の穴が開いたら、インナーパイプがフォークブレードに接触していないか、確認します。

接触していないようならば、出口側からロウ付けします。




仕上げ後はこんな感じです。 






入口側は、フォークブレードをロウ付けするときに、一緒にロウ付けします。
以上で、ブレーキケーブルの内蔵加工は終了です。

次回は、フォークブレードの取り付けを投稿します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


高橋

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